お父さん、お母さんの口腔内の環境はお子様のお口の環境に少なからず影響を与えます。
例えば、生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中にはむし歯菌はいませんが、残念なことに愛情表現である口移しや飲み回し、キスなどからむし歯菌がお子様に感染していきます。
ただし、定期管理を行った母親のグループは何もしなかった母親のグループに比べてお子様の「むし歯菌感染率」が30%近く抑えられたという実験結果があります。
そこで、当院ではお子様とともにご両親の定期管理プログラムへのご参加をオススメしています。
予防歯科(だ液検査/PMTC)
当院の「定期管理型」予防診療の流れ
「だ液検査」で、むし歯になる可能性と原因(要因)をチェック
個別予防プログラムの作成
- 〇歯磨きの練習:プラークコントロール
- 〇PMTC(Professional Mechanical Tooth Cleaning = 専門的機械的歯面清掃):歯磨きでは落とせない「細菌のかたまり」をきれいに落とす
- 〇フッ素塗布:脱灰(歯が溶ける)作用の抑制、再石灰化の促進、細菌の静菌・殺菌作用
- 〇シーラント:むし歯になりやすい奥歯の溝を専用の樹脂で埋めてむし歯を予防
- 「ハミングキッズ(保育士)」「栄養相談(栄養士)」「筋機能トレーニング」
※こちらはワハハクラブ会員様の診療の流れとなります。
なお、ご入会をご希望されない患者様には症状に応じた一般診療となります。
詳しくは「ワハハクラブのご案内」をご覧ください。
ママに知ってほしいこと
生まれたばかりの赤ちゃんのお口の中には「むし歯菌はいません」。
ただし、お子様が3歳になるまでに親や保育者の口腔内からむし歯菌は感染していきます。
具体的な感染経路は次の通りです。
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- 1
- キス
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- 2
- くしゃみ
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- 3
- 口移しや飲み残し
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- 4
- 同じお箸やスプーンで食べる
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- 5
- 温かい食事をフーフーして食べさせる
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- 6
- むし歯菌がいるお友達がなめたおもちゃ等をなめる
こうした行動の中からお子様へ感染していきます。
ただし、むし歯菌をお子様に全く移さないことはほぼ不可能です。
そのため・・・
- 移すむし歯菌の量をなるべく減らすこと
- 移ってもむし歯にならない生活習慣を整えること
(※むし歯のない人のお口にもむし歯菌は存在します)
が重要となります。
お子様の健康な歯を守るためにも、一緒に生活する家族全員できれいなお口を保つことがとても大切です。
当院の定期管理プログラムはご家族でご参加される方も多くいらっしゃいます。
当院のお父さん、お母さんへのサポートは「ワハハクラブのご案内」をご確認ください。
クリーニング【費用(自費)】 | 8,800円~14,300円(税込) |
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